ゴルフコースの平等について考える。

こんにちは!佐田です。

女性ゴルファーの方は、ゴルフコースの距離が長いと感じませんか?物理的に2オンしない、という方を多く見かけます。これは、ゴルフコースのレディースティーの距離が、女性ゴルファーの飛距離とミスマッチしているからです。
かつては、男性優位なゴルフの世界で、男のプライドを守る意味合いもあったかもしれません。しかし、もう時代は違います。ティーグラウンドはもっと飛距離に則した設定が求められます。そこで、今回は実際のゴルフコースを例に、飛距離別適切ティー位置を考えてみたいと思います。

実態を見てみる

それでは実際のゴルフコースのティーを見てみましょう。埼玉県某コースの、パー4をいくつか挙げてみます。

レギュラー 392y
レディース 272y

レギュラー 356y
レディース 312y

レギュラー 342y
レディース 285y

ティー位置設定の、根拠がイマイチ分かりませんね。1つめのホールはレギュラーとレディースで120ヤードも違うのに、他は40ヤード、60ヤードの差となっています。

さらに使用クラブの観点でも考えてみます。男性のドライバー平均飛距離を200ヤードと仮定します。女性は140ヤードと考えましょう。すると、1つ目のホールはそれぞれドライバーでその距離を打ったとして、セカンドでほぼドライバーの距離と同等、やや短い距離が残るので、フェアと言えます。

しかし、2つ目のホールなどは、レディースだけ明らかに長い設定なのは明白ですよね。3つ目のホールも同様です。

レディースだけ、完全に長い設定なのです。使用クラブを考えれば、いかにレディースが不利かお分かりいただけるでしょう。

本当に不利なのか?

一方で批判的にも考えてみます。確かにレディースの距離は不利にできている。しかし一方で、飛距離が出ないメリットもあるのではないでしょうか。

つまり、飛ばないと言うことは、左右に曲げてもOBになるリスクが少ないという事です。その分スコアには良い影響があるわけで、そこを加味してやや距離を長くするのは当然と言えるわけです。

OBって、どれくらい出るの?

では、OBは平均して、どれくらい出るのでしょう。きちんとしたデータではありませんが、GDOがスコア管理アプリのデータ分析をした際、平均スコアが100以上のゴルファーで、OB発生率が5.6%と公表しています。これは、1ラウンドで約1回の頻度です。もちろん、スコア管理アプリを使わないゴルファーもたくさんいますから、一部のデータではありますが、全体としてスコアに与える影響は大きくないと考えて良さそうです。

理想のティー位置設定

そこで、最後に理想のティー位置について考えてみます。ティー位置はこのような決め方が理想でははないでしょうか?

飛距離差を基準に考えます。男性のドライバー平均200ヤードに対して、女性のドライバー平均140ヤードと仮定しますと、男性の70%の距離が女性の基準距離になります。

例えばレギュラーティーが350ヤードなら、レディースティーは70%の245ヤードになります。この距離設定を基準に、コースの難易度に応じた対応(例えば、ティー位置が近いことで明らかに有利となる場合はやや遠く設定する等)をすればいいのではないでしょうか。なので、レギュラーティーと比べ、70~75%の距離差があるレディースティーが適正と考えるべきでしょう。

そこで、埼玉県内のコースを10コースランダムに選出し、この適正値にどれくらい収まっているのか調査してみました(パー4のみ)。すると・・・

15.6%

これが、適正内に距離差があるミドルホールの割合です。適正外のホールはほとんどの場合、レギュラーとレディースの距離差が少ないホールでした。

こう考えると、やはり女性にとって難易度が高く設定されている現状はあるのかもしれませんね。

 

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